警備員の仕事を検討している場合、給料の他にも気になることの一つとして勤務時間などの勤務スケジュールがあります。警備の仕事は他の業種とは違う部分も多いため、ここでは警備員の勤務時間や休日などについて分かりやすく紹介します。
いろんな日や時間に仕事がある
警備員の休日については、土日などの決まった休みがないというのが特徴だと言えるでしょう。交通誘導の場合は、道路工事などが土日に行われるとそれに合わせて仕事を行う必要がありますし、施設警備の場合も、無休で営業を行っている場合は警備の仕事も休みにはならないということです。
なので警備員の場合は、交代で休みを取るか、あるいは仕事がない日に休むという形になると言えるでしょう。そして特に交通誘導に関しては、休日が多いシーズンと少ないシーズンがあります。
これは、道路工事が頻繁に行われるシーズンが年度末などに増えることが関係しており、このシーズンになると警備の仕事も増えるため休日は少なくなると言えるでしょう。ですので、逆に道路工事などが少ないシーズンは多くなると言えます。
次に勤務時間については、比較的長めになるのが特徴だと言えるでしょう。警備員の仕事で重要なのは「その現場にいる」ということなので、長い時間いることが求められることが多いということです。
しかし警備員の仕事は忙しく作業をするようなものとは違うため、勤務時間が長い割には体力があまり消耗しないという特徴があると言えるでしょう。ただし現場によっては忙しい場合もあるため、応募の際には確認しておくとよいでしょう。
そして警備の仕事では、深夜に行われる道路工事などに合わせて深夜勤務を行う場合があり、給料も割り増しになります。割り増しになる時間帯は夜10時~朝5時までであり、その時間帯は時給が25%増しになります。
また日給制の場合は、定められた時間よりも短い時間でも同じ給料が支払われるため、実働時間がかなり短くて済む場合があります。
例えば1日9時間勤務で9000円貰えるという日給制の場合であれば、2時間で仕事が終わった場合は、実働2時間で同じ9000円の給料が貰えるというわけです。そして残業を行う場合は、もちろん残業代を貰うことができます。
警備員の仕事は、土日などの休日が決まっていないため、特に休みの日を気にしない人に向いていると言えるでしょう。
そして勤務時間が長い割に体力を使わないことや、日給制だと実働時間が短くて済む場合があるという点がメリットだと言えます。